津軽塗箸づくり体験🥢
執筆者
三上 寛寿
管理者

こんにちは!
らぽーる宮園です(^^)/♪
7/25(金)、8/1(金)の2日間に分けて津軽塗の箸作り体験をしました👏
1回目は研ぎ出し、2回目は磨き&プレゼントとちょっとした講義です。
津軽塗の伝統から学び、後継者不足の現状も知りました。
津軽塗は、40以上の工程がかかります。
うるしを塗って乾くまで待つなど1日の内に出来る作業が限られているものも多く
1つのものを完成させるには1カ月以上かかります。
また、手作業で行われているので1つとして同じものはありません。
その1つ1つの柄の色や奥行きは1ミリにも満たない世界で表現されます。
今回は、そんな奥深い津軽塗のいいとこどりをした体験です!


水を付けながら粗めの紙やすりから研ぎ始め、徐々に細かいやすりへ移行します。
研いでいくと徐々に色が見え始めます。
どんな色をどの範囲まで、どこまで研ぐのかはその人次第です!
箸なので対に合わせた時に同じように見えるようにバランス感覚も必要です。




今回は【唐塗】と呼ばれる柄になります。
出来た箸そのままプレゼント! 皆さんのMy箸になります😊
細かいところまで気になる人と大胆に研ぐ人と、個性も見られて楽しいです!
2日目は、磨き&プレゼント、そしてプチ講座です。

研ぎ出し終わった箸を完成の手前まで仕上げて持ってきて頂きました!
なんと「ほとんど調整するところはなかった」そうです。皆さん凄いですね😳✨



油と粉の研磨剤を使って磨き、仕上げになります。
この工程を終えた箸は、更にツヤがでてキラリと光ります。
写真ではなかなか表現できないのが悔しいですが、皆さん最後まで手を抜かず隅々までピカピカにしていました。

プチ講座。完成した箸を見比べて、何種類かある津軽塗の伝統的な柄を説明したり、触ってみたりしています。
どのような柄があるのかは、是非調べてみてください♪


津軽塗の伝統や職人さんの現状、これから残していこうとしている地域との連携など、興味深い内容を教えてくださいました。
なんと、これから津軽塗を世界にアピールするために大阪万博に向かうそうです!
頑張ってきていただきたいですね💪🔥
最後に皆さんの完成品です。

とてもカッコいい箸ができました。
指先でつまみながら作業をするため、リハビリにも運用出来そうです。
福祉×伝統工芸 なんだか素晴らしいですね!
今回教えてくださった職人さんは、【今漆器工房】の 今 立(たつる)さん です。
今漆器工房 Instagram👉https://www.instagram.com/konshikki/
ギャラリー CASAICO さん等でも今さんの商品を販売しているそうです。
是非足を運んでみてください✨
お忙しい中、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
らぽーる宮園では毎月イベントを開催しています。
美術館や図書館に行ったり、入居されている方々からアイディアを募集したり・・・
今後もいろいろと考え、開催できればと思っています!
らぽーる宮園では現在、1つ空室がございます。
ご相談等ございましたら、遠慮なくご連絡ください。
また、体験利用等も行っておりますので、是非ご活用ください!
執筆者
三上 寛寿
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